Tuesday, April 23, 2013

日本の現状を憂う  文 二宮正治

 今の日本には六十歳の川が走っている。
「日本がアメリカの占領下だった、昭和二十七年生まれと、その次の年の昭和二十八年生まれの間には大きな意識の違いがある。特に女性に」
 多くの日本人はその事に気がついていない。
そしてこの川はだんだん大きくなっている。
六十歳以上の女性の帰属先は、
「姥捨て山」
 である。
七十歳以上の女性の帰属先は、
「黄泉の国だ」
 この集団に男性が足を踏み入れる行為は、
「腹をすかしたワニの群れに裸で歩く事と同じである」
 なぜ日本はこんな国になったのだろう。
それを今から検証してゆきたい。

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