二宮正治：四十を過ぎた男性が若い女性にもてるには第２回

取りあえず今日は私の肉体を見ていただけますか。私は十一月で六十歳になりますが。肉体は若い頃と同じサイズを保っています。まあ、人にとっては、
「それなりだねえ」
　と言う人もいますが。
さて、この鍛えた肉体なるものは若い女性にもてるにあたり、
「あんまり関係がない」
　この事だけは知っておいてくださいねえ。
私は歌を唄うので全身の筋肉を鍛えておかないと声が出なくなるのです。若い女性にもてようと思って鍛えているのではありません。
「見てくれは若い女性にもてるにあたりあまり関係がない」
　これだけは今日しっかりと覚えてくださいね。
次回からどうしたら若い女性にもてるかを語ります。

四十を過ぎた男性が若い女性にもてるには:第１回：文 二宮正治

　先週友達に誘われて飲食のお店に行くと七十歳を過ぎた男性が、
「カチューシャ、外しながら」
「会いたかった、会いたかった、会いたかった、エイ」
　と唄っていた。
現代社会をよく表している。
世の中の男性は例え歳をとっても若い女性もてたいのが良く分かる。
この日本においては、
「若い女性にもてる男性とそうでない男性」
　これがきれいに二極である。
四十を過ぎると、たとえ筋力トレーニングをして昔を取り戻してもおばさんにもてるのが関の山である。
そこで私は世の中の四十を過ぎた男性のために、
「若い女性にうけがよくなる方法」
　これを伝授したい。
しっかり読んで若い女性にもてていただきたい。